直接関係ないことだけど、「個性的」って私が学生のころは否定的に使われることが多かった。ほめ言葉じゃなかった。でも、今は違う。100％じゃないけど、「個性的＝いい」で使われていると思う。
「自己主張」という言葉も、今はいいニュアンスを持っていない。
昔、“○○ちゃんは個性的やからね。”(＝ちょっと変わった子やから仕方ない)という感じで使われたのが変わったように、言葉を全部言わなくても表情や姿で察してくれる(まわりの人が)世間ではなくなっていくと思われるので(国際化ということもあるし)、「自己主張」できない人は“ちょっとね”(困るのよね)というぐらいにならないと、あかんのでは。
うまく言えないけど、自己を主張することが肯定的にとらえられていないこの国で、彼は大変孤独だったのでは。
