第21節 富山戦

2009・6・14 第21節 富山戦 (●C大阪 2-3 富山) 長居


ゴールキーパーがレッドカードで退場になるのを初めて見た。記録は0分。

マルチネスがイエローを2枚もらって、前半に退場した。40分。ピッチを歩み去る速度が早かった。キレてたみたい。

試合開始早々、縦のボール1本で裏を取られ後追い状態になって、キーパーと一対一にさせてしまった。これが、まず一番ダメダメなとこ。次が、退場者も出ている、且つ、もう1枚カードをもらってるのに誰が見てもアカンやろというファールで2枚目もらって退場したこと。

やっぱり油断はあったんやろねぇ。私も“今日はフルメンバーやし、富山は怪我人も多いらしいし、普通にやったら勝てるんでは...”って思ってたなぁ。でも、考えたらチアゴもマルチネスも怪我明けだった。大きなんじゃなかったみたいだけど。試合感とか、本調子ではなかったとか、まぁ言い訳にはならないか。

追いついた時はうれしかった。(よく追いついた!) スタジアムも勝ち越せるんじゃないか、という雰囲気だった。でも、甘かったのね。3失点め、あのへんから自由にシュートさせたらアカンよね。もうちょっと寄せて欲しい。前田さんに当たってコース変わって入った。力つきたとも言えるけど、“勝点1がぁぁーー”って心の中で叫んだ。


セレモバで西澤さんが、『最悪引き分けでもいいという考え方の中で、あわよくば勝点3を取りにいけるようなしぶとさがなかったらダメだったのかなぁ。中略、勝つことしか考えてなかったから』。石神さんが『勝点1を取りに行きながらも3を取りに行くというような気持ちの切り替えをしないとダメでしたね。完全に勝点3を取りに行くようなサッカーをしちゃってたので、最低でも勝点1をとるサッカーをしなくちゃいけなかったかなと思います』と同じ意味のことを述べています。

監督もスタジアムも“勝て”だったので無理もないと思う。チームが成長すると、今回のような場合には、西澤さんや石神さんの思いがチーム共通認識となり、ゲームをコントロール出来るようになるのだろうか。

追記
・3失点目をきっした後、キーパーの多田さんがマウス内のボールを拾い、自分も攻撃に参加する勢いでセンターサークルに向かって歩きながら他の選手を鼓舞していた。まだロスタイムがあったもんね。
・試合後、バス待ちのサポにロービーが示したメッセージは『…決めるとき決めないと…』と、辛口だった。