草間彌生展 永遠の永遠の永遠 (国立国際美術館) (2012・2・24)

永遠の永遠の永遠

毎日、私をおそってくる死の恐れを克服する時は
私は命の限りの心をしづめて
芸術へのあこがれを見いだすのだった

 以下略



年に一回も美術館には行かない。宣伝のポスターにひかれるものがあって行ってみた。

エロテックで、暗い穴から流れ出てくるのがやまない、泥のような情熱。孤独。ポートレートの潔さ。内なる暗さの中の静謐。

現代美術を見て、幸せな気分で建物の外に出た覚えがない。この展覧会も幸せな気分にはさせてくれないが、なぜかもう一回行ってみたい。共鳴するものがあるのだと思う。

ミュージアムショップにグッズが売ってある。それらはカワイイと思う。違うものになっている。グッズにした人のセンスがいい。「あべのnini」の壁画も同じテイストだ。壁画は草間作だが、頼まれるとああいう風に書けるのだろうか?


エントランス