それはそれは美しい人 松島菜々子 「犬神家の一族」


松島菜々子さんは、かわいいし、きれいだけど、「それはそれは美しい人」*1ではないので、キャスティングを見たときから“違う”と思った。女優さんの中では、「それはそれは美しい人」ではなくても、演じているうちに違和感なくなる人もいると思うが、彼女はそういうタイプではないので、彼女にこの役を振ったのはちょっと失敗かな。背も高すぎるし。どちらかというと、フカキョンのやった宿屋の女中さんの方があってる。歳が合わないので無理だけど、持っているものはそっちに向いてる。


若い人を抜擢してもよかったかも、相手役の人も歌舞伎では一人前でも映画では新人なんだから、興行的には、新人でというのは無理だったんだろうなぁ。


リメークされた「犬神家の一族」は、“....でも、水準はいってるな”というところで満足です。


ラストシーン、私には印象的でした。


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*1:松島の演じる珠世はこの台詞で紹介され登場する