「股旅フットボール」

2009・5・15 「股旅フットボール」読了

「股旅フットボール」  著者 宇都宮徹壱 2008・5・2発行
東邦出版株式会社


目次

・いざ「百年構想」の最前線へ

vol.01 イーハトーヴにJクラブを グルージャ盛岡(2005年7月)

vol.02 夢、すなわち目標 V.ファーレン長崎(2005年9月)

vol.03 「夢見る時代」の終わりに ファジアーノ岡山FC(2006年1月)

vol.04 加賀百万石のリアル「サカつく」 ツエーゲン金沢(2006年4月)

vol.05 瀬戸の海を越えて カマタマーレ讃岐(2006年7月)

vol.06 凛としたクラブを目指して FC岐阜(2006年10月)

vol.07 「人生を懸けた」アマチュアの大会 第30回全国地域リーグ決勝大会(2006年11月)

vol.08 群雄割拠の湖国を行く FC Mioびわこ Kusatsu(2007年4月)

vol.09 変わり行く風景の中で FC町田ゼルビア(2007年6月)

vol.10 北の大地で種蒔く人々 ノルブリッツ北海道FC とかちフェアスカイ ジェネシス(2007年8月)

vol.11 「全社」という名のバトル・ロワイヤル 第43回全国社会人サッカー選手権大会(2007年10月)

vol.12 「J」の付く場所を求めて 第31回全国地域リーグ決勝大会(2007年11月)

・「謀反の物語」(あとがき 2008年3月26日 バーレーン マナーマにて)


去年8月8日に市立図書館のウェブサイトで予約してから、約9ヶ月“忘れられてるのか”と思ったこともあったがきっちり順番は回ってきた。この本で取り上げられた「ファジアーノ岡山」と「FC岐阜」は既にJ2だし、「ロアッソ熊本」と「カターレ富山(JFLのアローズ北陸とYKK APが合併)」もJ2だ。(岐阜と熊本は2008年から、岡山と富山は2009年から)

その地域からJを目指し昇格したクラブの話を読むと、突然振って湧いてきたかのように大阪市にやってきたセレッソが根無し草のように思えてしまう。構造的に社長や営業部長が出向者で好きで来た人ではないし、今までの短いながらもセレッソの歴史を思い起こすと、これらのクラブがうらやましく思える。

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